
弁護士紹介

弁護士 山部 優太
弁護士過疎地域での経験
「専門家として困っている方を助けたい」という想いから弁護士を目指し、2018年に弁護士になりました。
弁護士の中でも、どういった場所で、どういった分野について、どういった方から依頼を受けるかというのは人それぞれ違います。
その中で私は、普段私自身が生活している中で接するような、身近な方のためになりたいと思いました。
そこで札幌市内の法律事務所で1年間養成を受けた後、5年にわたり「根室ひまわり基金法律事務所」の所長を務めました。
「ひまわり基金法律事務所」というのは、弁護士が少ない又は一人もいない「弁護士過疎地域」と呼ばれる地域で、いつでも、誰でも司法サービスを受けられるように、日本弁護士連合会等の支援を受けて開設・運営される公的な法律事務所です。
根室では、地域の皆様からありとあらゆる困りごとが寄せられました。
多くの仕事を抱え、難しい案件もたくさんありましたが、「目の前の人を救える弁護士は自分しかいない」という責任感をもって取り組んでまいりました。
その結果、根室での任期を終えるまでに、実に600件以上のご相談、400件以上のご依頼を受け、様々な法律問題を解決してきました。
特に2年目からは所長弁護士として、自分の責任と判断で取り組んできたことで、弁護士として土台となる力を身につけることができました。
また、破産管財人・成年後見人・相続財産清算人といった裁判所から選任される案件は、都市部の弁護士よりも早い段階で経験できました。
当事務所開設への想い
弁護士になった当初から、いずれは地元恵庭市に事務所を開設したいと考えていました。
そして根室での任期を終えたとき、迷わず恵庭市での独立を選びました。
恵庭市は、まだまだ弁護士が少ない地域です。
札幌市内には弁護士がたくさんいますが、時間の余裕がない方、小さなお子さんがいらっしゃる方、年齢や病気といった様々な事情を抱えていらっしゃる方にとっては、弁護士に相談するだけでも大変です。
そしてすぐに弁護士に相談できないことで問題が起きたり、大きくなることも少なくありません。
弁護士過疎地域での経験を経て、「近くに弁護士がいること」の大切さを痛感しました。
そのことも、恵庭市での独立を選んだ理由です。
恵庭市をはじめとした周辺地域の皆様が安心して過ごせるよう、お役に立ちたいと思っております。
経歴
- 北海道恵庭市
- 恵庭北高等学校
- 北海学園大学法学部政治学科
- 東北大学法科大学院(ロースクール)
- 弁護士登録
- 弁護士法人すずらん基金法律事務所
- 根室ひまわり基金法律事務所
- 山部総合法律事務所 開設
所属団体・役職など
- 札幌弁護士会
- 根室市空家対策協議会委員
- 根室市公平委員会委員
- 根室市情報公開・個人情報保護審議会委員
- 根室市指定管理者選定委員
- 市立根室病院倫理委員会委員
- 根室市社会福祉協議会支援調整会議構成員(弁護士として参加)
- 北海道情報大学 非常勤講師(臨床工学関係法規 2021年~)
- 根室西ロータリークラブ元会員
- 一般社団法人 北海道中小企業家同友会会員
- 日本弁護士連合会代議員
- 恵庭ロータリークラブ
- 恵庭商工会議所青年部
- 恵庭市成年後見支援センター受任調整会議委員